聖書の読み説き

典礼暦A年
年間第15主日ミサ




聖書の日本語訳は日本聖書協会の「聖書 新共同訳」著作権許諾を得て掲載しています
(c)共同訳聖書実行委員会Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会Japan Bible Society , Tokyo1987,1988

   
                                                      ;※数字は節番号の記載です
《第1朗読》---イザヤ書 (第55章10―11節)

〔主は言われる。〕10雨も雪も、ひとたび天から降れば むなしく天に戻ることはない。 それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ 種蒔く人には種を与え 食べる人には糧を与える。   11そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も   むなしくは、わたしのもとに戻らない。 それはわたしの望むことを成し遂げ わたしが与えた使命を必ず果たす。


《第2朗読》--ローマの信徒への手紙 (第8章18―23節)

〔皆さん、〕18現在の苦しみは、将来わたしたちに現されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。 19被造物は、神の子たちの現れるのを切に待ち望んでいます。20被造物は虚無に服していますが、それは、自分の意志によるものではなく、服従させた方の意志によるものであり、同時に希望も持っています。
21つまり、被造物も、いつか滅びへの隷属から解放されて、神の子供たちの栄光に輝く自由にあずかれるからです。 22被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。 23被造物だけでなく、〝霊〟の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること、つまり、体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。


《福音朗読》 --マタイによる福音書 (第13章1―9節)

1その日、イエスは家を出て、湖のほとりに座っておられた。2すると、大勢の群衆がそばに集まって来たので、イエスは舟に乗って腰を下ろされた。群衆は皆岸辺に立っていた。3イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。 4蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。5ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。 6しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。
7ほかの種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまった。8ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。 9耳のある者は聞きなさい。」
 10弟子たちはイエスに近寄って、「なぜ、あの人たちにはた とえを刑 いてお話しになるのですか」と言った。11イエスはお答えになった。「あなたがたには天の国の秘密を悟ること が許されているが、あの人たちには許されていないからである。12持ってい る人は更に与えられて豊かになるが、持って いない人は待っているものまでも取り上げられる。13だから 彼らにはたとえを用いて話すのだ。見ても見ず、聞いても聞 かず、理解できないからである。
 14イザヤの預言は、彼らによって実現した。『あなたたちは聞くには聞くが、決して理解せず、 見るには見るが、決して認めない。15この民の心は鈍り、耳は遠くなり、目は閉じてしまった  こうして、彼らは目で見ることなく、耳で聞くことなく心で理解せず、悔い改めない。わたしは彼らをいやさない。』それは、自分の意志によるものではなく、服従させた方の意志によるもの であり、同時に希望も持っています。21つまり、被造物も、いつか滅びへ の隷属から解放されて、神の子供たちの栄光に輝く自由にあずかれるから です。22被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わ っていることを、わたしたちは知っています。23被造物だけでなく、"霊”の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること、つまり、体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。

                                         (2008年7月13日収録
                             
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